milk crown cafe
中野3-40-31スカイテル21 101
03-5340-1009
http://milk-crown.sakura.ne.jp/
マキの採点 3.5(1.0~5.0)
中野南口に今年登場した女性のご兄弟二人が切り盛りされているカフェ。
惜しまれながら閉店してしまった旧丸井本店の裏、佐世保バーガーなどのある通りからさらに裏手の通りというかなりかなりディープな立地です。
立地もディープですが、お店の雰囲気もかなりディープです。
まるでアリスの不思議な国さながらの空間。ロココ調なのかゴシック調なのか私にはわかりませんが、とにかく昔のフランス風のとても可愛らしい作り。女の子なら誰でもこんなお部屋に住みたいって子供の頃に思い描いたようなそんな空間。
オーナーさんがプードル好きということで、お店のいたるところにプードルの写真やお人形があったりと、とにかく面白いお店です。
お店の強い個性と比べると、以外にオーナーのご兄弟さんは控えめで親しみやすい印象。大人の女性が一人でも夜ふらっと立ち寄れる、そんな夜カフェを作りたかったということです。
お店のスタッフや来店される方もアーティスティックな方々が多いのか、CM撮影の現場になったり、自主制作映画などのミニ上映会などもやっていたりします。
こだわりのコーヒーということが売りとなっていて、注文してから一杯づつ丁寧にドリップでコーヒーを入れてくれます。また、夜などはコーヒーにブランデーなんかを添えてくれたりして、なるほど、こんな楽しみ方もあったか、などと感心してしまいました。
でも、肝心の「こだわりのコーヒー」自体はあまり感心しません。
バランスはわるくないけど、ただそれだけという感じ。香りやコクや素敵な余韻といったものが感じられません。
それと、アイスコーヒーをネルで入れて、冷蔵庫で寝かせてから出す、ということなんですが、ネルで入れるのはいいとして、“冷蔵庫で寝かす”という意味が全く不明です。
アイスコーヒーだって抽出してから時間が経てばたつほど、香りは抜けて不味くなると思っていましたので、「寝かす」ってどういうこと?と不思議でなりませんでした。
いろいろ調べたりもしましたが、知り合いの喫茶店のおじ様いわく、
「アイスコーヒーを寝かすというのは、アイスコーヒーは濃く抽出するので、エグミが出たり、過度に苦味が立ってしまう。そんな状態のものを冷蔵庫で寝かせることで落ち着かせてるんだよ。そうするとコクが出てくる。アイスコーヒーは香りじゃなくてコクで飲むものなんだよ」っていうお話しを聞いて少し納得してしまいました。
そのお店も昔からアイスコーヒーは寝かせているようですが、はっきりいって私はあまり美味しいと思ってませんでした。
ミルククラウウンさんのアイスコーヒーも同じような味わいで、確かにああ、寝かせたコーヒーなんだな、ということは良く分かります。
濃く出すとエグミやトゲのある苦味が出るというのはコーヒーの品質に問題があるとしか思えません。良い豆使えば、寝かせなくたってエグミもトゲのある味も出ないと思うし、入れ立てを急冷させたアイスコーヒーは香りもしっかりあって、本当に美味しいのに、なんで寝かすかな~と思ってしまいます。
アイスコーヒーはコクで飲むもの、だから寝かす。というのはなんか言い訳のような気がしてなりません。
なんか、ボロクソ書いてしまいましたが、ミルククラウンさんは決して嫌いではないんです。
というか、むしろその空間自体は私のこれまでのカフェ人生の中で10本の内に入ると思います。そのくらい素敵。それに大人の女性が夜一人でも立ち寄れるカフェを!という志も素晴らしい。
だからこそ、コーヒーもう少し美味しければな~と本当に残念に思ってしまいます。
値段もブレンド550円というのはこの地域ではハイエンドの価格、決して安い価格ではないと思いますし、空間だけでない中身の伴ったものになればと願うのです。
今後の発展を願いつつ、星は期待も込めて3.5です。
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