高円寺のカフェ

東京租界

東京租界
杉並区高円寺北1-4-8-2F
http://www011.upp.so-net.ne.jp/tokyosokai/index.html

マキの採点 4.0(1.0~5.0)

高円寺北口から環七を渡りすぐの薬局さんの2Fにひっそりと佇むカフェ。
マンションの一室をカフェとして使っているようなこじんまりさで、なにやらちょっと謎めいた感じも漂う美人女性のオーナーさんがお一人で切り盛りされております。

東京租界というお名前自体、とても素敵で異空間の雰囲気、お店のキャッチコピーが「頭でっかちの日常に疲れたら、ゆっくりコーヒーでも飲みに来てください」というのも店名、雰囲気にぴったりな感じです。
環七の喧騒、車と排気ガス、ちょっと無機質な感じの界隈から階段一つ上がっただけで本当に別世界、確かに「租界」です。窓から見る環七がなんだかおしゃれに見えてくる。

さて、コーヒーフリークの私的には、このお店はかなりのハイレベル店です。
なんでしょう?独特の刺激的な風味があって、とても美味しい。
なかなかこういう個性的なコーヒーを出してくれるお店って少ないんじゃないんでしょうか。

クロックムッシュとクロックマダムをきちんと分けてメニューにしてくれているのも、なにげに本格的な感じがひしひしと伝わってきます。

小さな、まさに隠れ家的カフェですが、ちょっと侮れないくらい素敵な本格的お店です。

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hattifnatt

hattifnatt
杉並区高円寺北2-18-11
03-6762-8122
http://hat.ciao.jp/

マキの採点 3.5(1.0~5.0)

高円寺で最も人気のあるカフェの1・2を争うと言えば、このハティフナットさんは欠かせません。
私も大のお気に入りカフェの一つ。
元ホテルパティシエのオーナーが作る本格的なケーキととても美味しいコーヒー、ムーミン村さながらの内装などなど、とにかく素敵なカフェです。
でも先日久しぶりにお伺いしてちょっとショックでした。
私の大好きだったコーヒーが明らかに変わっていたのです。
以前はコクたっぷりのドリップコーヒーでしたが、機械出しのアメリカーノになっていました。
マシーンが悪いとは言いませんが、私的にはちょっと残念。
TVや雑誌などでもよく紹介されていますし、人気店ですから手間が大変なんだと思います。
一杯づつ手入れにしていては間に合わなかったのかもしれません。
機械出しのアメリカーノが悪いわけではないし、スターバックスなんかに行けば私も良く注文もします。
でも以前のコーヒーと比較してしまうと、・・・なんです。
マシーン出しのコーヒーとしてもはっきりいってあまり良い出来とはいえないし・・・。
そもそもお料理やスイーツ中心のカフェですから、コーヒーにはあまり重点を置いていないのかもしれませんが、でもでも残念でなりません。
それに、スイーツの生クリームがとてもダレた状態で出てきてしまったことも残念でした。
スイーツは注文後に手作りするスタイルで、とにかく繁盛店さんですから忙しい時間帯には大変なのかもしれません。また夏場の暑い時期は生クリームは確かにダレやすくて一番苦手な時期なのもわかります。
ハティフナットさんはお店が可愛らしくて、素敵なスイーツがあって、それでいて超本格的なコーヒーも出てくるところが本当に凄いなーって思っていただけに、やはり残念でなりません。


以下2007年12月13日のコメント

マキの採点 4.5 (1.0~5.0)

高円寺は都内でも有数のカフェ激戦区。
ハイレベルなカフェがたくさんあります。

ここもそんなお店の一つ。
高円寺北のオリンピックの一本裏、あづま通りにあるとても可愛いお店。
入り口がとても小さく不思議の国への扉のようです。
入ると小さな厨房を横目に細い階段を上がり2階の客席へ、
2階もとても可愛らしい作りでムーミンでも出てきそうな感じ。
店名のhattifnattってムーミンに出てくるニョロニョロのことだと思うんだけど、まさにピッタリのイメージ。
2階の上にはさらにロフトっぽい小さな客席があったり、下の厨房に連絡するための呼び鈴がこれまたとても可愛くて本当によくできてます。

オーナーさんは元某ホテルのパティシエだったとかで、スウィーツ系は折り紙つき。
食事系もびっくりするほどしっかりしていて、カフェの定番メニューの一つ、クロックムッシュは私がこれまで食べた100以上のクロックムッシュの中でも5本の指に入るくらい美味しい。重すぎず、軽すぎず、オーブンの焦げ目もウットリするくらいきれい。こういうクロックムッシュって以外に少ないんですよね。
私的に重要なポイントのコーヒー系もかなりハイクラス。
ホットは冷めるとちょっと酸味が強くなりすぎる感じもするけど、全体的にさらっとしていて悪くない。アイスもやや苦味が立ちすぎてるようにも感じるけどアロマもちゃんとあって結構いけます。

一時期閉店するってお話しもあったようですが、継続される様子。なによりです。
こういうカフェにめぐり合えるからカフェ巡りはやめられません。
まさに、砂漠にオアシスを見つけたような気分にしてもらえます。

今後のさらなる発展を祈って4.5点です。

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ブラウン1号

高円寺北3-2-?
TEL ?

マキの採点 4.5(1.0~5.0)

古くからのコーヒーフリーク仲間、中トトロ君のご指摘を受け!久しぶりにお伺いしました。

確かに、以前はお二人で営業されていたのが、現在はお一人だけで切り盛りされているようです。
でも5~6人で一杯になるお店のスペースからするとむしろ今の方が好印象かもしれませんね。なんかお店が若干広くなったような気さえ・・・

コーヒーも月替わりのストレートコーヒーが加わっていて、私が行った時にはルワンダ・カレゲラなるアフリカのレアコーヒーが400円で提供されていました。
で、このルワンダ、久しぶりにしびれましたです。
ここ数年、私がカフェで飲んだ何百杯のコーヒーの中でNO.1と言いたいくらい、美味しかったです!びっくりしました。
また、あのこじんまりしたスペースで良く作るよな~と毎回感心してしまうランチメニューなどもこれまた驚くほど正統派で美味しい。
常連さんもさらに増えているご様子で、以前感じた美人のオーナーさんお目当て風?の男子たちも相変わらずご健在ですが、私以外にも女性客さんも増えていて、小さなお店がとてもアットホームななごやかな空気で盛り上がっておりました。
確かに、なんだかすごくパワーアップされたような気がします。

今回飲んだルワンダのコーヒーだけで言えば、文句なしの満点ですが、今後のさらなる展開を期待しつつ、4.5ポイントとしておきます。



以下、2008年、1月9日の記事

マキの採点 3.5(1.0~5.0)

高円寺北口、仲通り商店街に入りすぐヒロセパン店ある角を左折、高架脇にひっそりと佇むカフェ。
カウンターのみ、ベンチシートというか、簡単な長いすに4~5人も座れば一杯という小さなお店です。
オーナーは若い女性お二人、元々スナックだった店舗を居抜きで利用し、手作りで補修して作ったという感じです。
高架脇の元スナックといういかにも場末のロケーションと若い女性オーナーによる今時の雰囲気作りというミスマッチがなかなか面白い空間の演出になっています。

ランチや、ちょっとしたスイーツなどもしっかりとやっていますが、
私的になんといっても面白いのは、コーヒーをしっかりと「ネル」でドリップしていること。
コーヒーはフィルタードリップとネルドリップを選べるようになっていて、それぞれ一杯づつ丁寧に手入れにしていました。
いかんせん小さなお店なので、コーヒーを淹れる様子なども良く見えます。
ネルでコーヒーを淹れるお店なんてもうなかなか見ることもなくなってしまいましたが、ここのオーナーさんはお若いのになかなかどうして、ネルの扱いもすごく本格的です。

でも、ちょっと残念なのが、コーヒー自体の品質、せっかく丁寧に淹れているのに、はっきり言って味の方はいまいち。ようするに豆の品質があまり良くないんじゃないかと思う。
コーヒーのストック瓶がカウンターに置いてありましたが、かなり深炒りで油の浮き出た豆。
深炒り自体は悪くないと思うけど、たぶん鮮度管理がうまくいってないような気がします。
古くなった豆特有のいやな酸味があってとても残念でした。

また、若くておきれいな女性オーナーさんだから仕方ないといえば仕方ないのですが、
何度か訪問した時には、いづれもオーナーさんお目当てと明らかに思われる男性だけがお客様という状態でした。
それ自体が悪いとは言いませんが、カフェとしてこれからしっかりとやっていくのには果たしてどうなんだろう?と心配してしまいます。

いずれにしても、その独特な空間と本格的なドリップスタイルは非常に好感の持てるもの。
もう少し、良い豆と良い意味で女性も入りやすいお店になればと願います。

今後の発展を期待して星3.5です。

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アール座読書館

高円寺南3-57-6 2F tel 03-3312-7941 マキの採点 3.5(1.0~5.0)

高円寺南、パル商店街に入り最初の路地を右にちょっと行った2Fにできたブックカフェ。ネルケンさんのすぐ近くのロケーションです。

たくさんの水槽とグリーン、昔の小学校にあったような椅子や机、少し古めかしいソファ、それぞれが区切られた席になっていて、ゆっくりと読書をしながら時間を過ごして欲しいというオーナーさんの考えが良くわかります。
真空管のアンプや壁やテーブルのそばに飾られている落ち着いた雰囲気のアクセサリー達、とにかくとても和める空間です。

コーヒーはストレートのみ、モカマタリ、ブラジル下坂、キリマンAAブリキのような感じの小さなポットで240CC、と少し多目の分量。お替りは100円引きにしてもらえます。これも長居ができるようにという配慮からと思います。
ちょっと珍しいアフガニスタンなど中東地域で飲まれるようなカルダモンなどのスパイス入りのコーヒーなんてものもあります。

しかし、です。ストレートのコーヒーを揃えるのは素晴らしいと思いますが、どれもお味の方がちょっと残念なんです・・・。
お友達と二人で色々飲んでみたんですが、キリマンで美味しいものってなかなかお目にかかったことがありませんが、こちらのキリマンもやっぱり、そんな感じ、なんというか凡庸な味わい。
モカマタリは一番お高いのですが、かなりグダグダなお味に思えます。美味しいモカにも、なかなかお目にかかることが少ないです。
モカマタリってもっとずっと美味しいのにな・・・。

モカで思い出しましたが、吉祥寺の名門喫茶店「モカ」さんのオーナー標さんが昨年末にお亡くなりになられていたそうです。小学生の頃からコーヒーバカの父親に連れられて何度となくお店にお伺いしました。最初は美味しさなんてわかりませんでしたが、モカさんで飲むモカコーヒーの素晴らしい香りと味わいは今では私のモカコーヒーの基準になっています。
もうだいぶ前から喫茶店はおやめになっていて、豆売りだけになっていましたので、お目にかかる機会もすっかり少なくなっていましたが、先日父から訃報を聞きました。心からご冥福をお祈りいたします。

なんか話題が反れてしまいましたが、アール座読書館さんはとても素晴らしい空間ですので、ぜひとも、今後がんばっていただき、より美味しいコーヒーなども研鑽していただきたいと願っております。

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ポピンズ

杉並区高円寺南4-27-17
TEL 03-3318-1154


マキの採点 4.0(1.0~5.0)


高円寺南口すぐのOKストアさん前のマンション1Fにあるカフェ。
上品なマダムがお一人で切り盛りされています。


マダムと同世代とおぼしき中高年女性やご近所の飲食店の常連さんでいつも一杯の繁盛店さんです。
長いカウンターと小さな丸テーブルが一つ、
壁にずらりと並ぶウェッジウッドやロイヤルコペンハーゲンのカップ、
隅から隅まで丁寧に手入れが行き届いたお店。


注文してから、豆を挽いて、コーノ式のフィルタードリップで一杯づつ丁寧に入れるコーヒー。
ブレンドからストレート数種類、紅茶もルピナスの缶がカウンターに積み上げられていてちょっとかっこいいです。


いわゆる近頃のこじゃれたカフェではないけれど、とても居心地の良い、素晴らしいお店です。
空間や形、雰囲気ばかりのカフェが世の中に溢れかえっている中で、こういう喫茶店は本当に貴重だと思います。


個人的には、もう少しコーヒー自体が美味しければ言うことなし、です。

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cafe French(カフェ・フレンチ)

高円寺北3-23-13-2F
TEL 03-5327-6789

マキの採点 4.5(1.0~5.0)

高円寺北口、純情商店街入り口の2階。
人通りのとても多い場所ながら、2階に上がるととても落ち着いた空間が広がっています。
まさに「これぞ職人!」といった趣のご主人と奥様がテキパキとコギミ良く働かれていて、とても素敵なカフェです。
ご主人は3歳の頃からコーヒーに親しまれ、多くの喫茶店での修行の後にこのお店を開店されたとか。
開店から既に6~7年経つかと思いますが、開店当初から変わらぬピンと張った緊張感というか気持ちのよい空気感は未だ全く変わりません。
手作りのこだわりネル布を使い、惜しみなくコーヒー豆を使う抽出スタイル。ネルから溢れんばかりに盛り上がるコーヒーの姿は一見の価値があります。
なにより真剣にコーヒーを淹れている姿はまるでコーヒーと会話をしているようでもあり、芸術の域と言ったら言いすぎかもしれませんが、それくらい素敵です。

満点と言ってもいいくらいですが、辛口ブロガーの面目として、一言二言・・・。
分煙がされてないのは、タバコを吸わない者にはちょっと辛いです。
タバコとコーヒー、またはウィスキーなどのお酒は一つのグループ、一緒に楽しむもの、という考え方もあるかもしれませんが、もう少し分煙に配慮があると非喫煙者には嬉しいですね。
もう一つ、浅炒りのコーヒーを「やわらかコーヒー」として出されていますが、私的には柔らかいのは、深炒りのブレンドの方のような気がします。
カフェフレンチさんに限らず、浅炒りのコーヒーを「あっさり」とか「柔らかい」という表現で言われるお店って多いですが、浅炒りは酸味が強く、たしかカフェインなんかも深炒りよりも強いはずで、深炒りのコーヒーよりもずっと刺激的な味になると思います。
カフェフレンチさんの「やわらかコーヒー」もかなり酸味の強い味わいで、それ自体私は嫌いではないのですが、表現があってない気がします。

コーヒーの味わいのご研究などにも余念がないようですので、今後益々美味しいコーヒー、素敵なカフェへとなられることを期待して、0.5だけ引かせていただきました。

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mizutama

杉並区高円寺南2-23-1
03-5377-1767
http://www.mizutamacafe.jp/

08.02.16追加
マキの採点 3.0(1.0~5.0)

開店から1年を経過したMIZUTAMAさん。
個人的には開店当初からとても応援していきたいと思ってきたお店でしたが、近頃なんだかとても残念なお店になってしまっているような気がします。

MIZUTAMAさんはケーキが売りのお店です。
でも肝心のケーキの質が開店当初より、物足りないものにどんどんなっているような気がします。
以前からスポンジのキメが荒いのは気になっていました。素朴な味わいと思えばこれもありかなと当初は思っていましたが、どうも違う・・・。
食べる度に味わいが一定しない。
ムース系のものも全般的に軽すぎるというか、味わいが薄い印象のものが多い。
全体的に素人っぽい感じが強くなってしまっています。
開店当初はそれも初々しくも感じましたが、時間経過と共に洗練されていくのでなければ、プロとしての意識の問題を感じてしまう・・・。
それは、ケーキだけでなくて、以前から気になっていたコーヒーについても全く同じ。
一向に美味しくなる気配がありません。

カフェなどは一人とか二人、家族、仲の良い友達などで切り盛りされている場合が結構あります。
開店当初は気合も入っていて、「がんばるぞー」というオーラに満ち溢れているんですが、現場の仕事は以外に休みもすくなく、地道でいわゆる典型的な「労働集約的」な職場。
開店から1年、2年と続けるうちに開店当初のオーラがはがれ、数年で疲れ果ててやめてしまうお店も少なくありません。
小さくてもキラリと光るお店だったMIZUTAMAさんがしぼんでしまわないように、祈るばかりです・・・。


’07,12,20 UP
マキの採点 3.5(1.0~5.0)

高円寺南口からルック商店街を10分以上歩き、さらに側道に入ったところにある小さなカフェ。
席数10席にも満たないという感じの本当にこじんまりとしたお店ですが、白を基調とした内装はシンプルでとても清潔感のあるお店。
若い女性オーナーさんが一人でがんばってらっしゃいます。
立地条件はあまりよくないかもしれませんが、とにかく、スイーツ類はなかなかのものです。
注文してから作り上げるスイーツの数々は派手な印象はないものの、手作りの優しい風合いのものばかり。唯一スポンジのキメがちょっと荒いのが気になりますが、いかにもホームメイドっぽい温かい仕上がりと言えなくもない。オーナーさんの優しげな印象にもあっていてむしろ好感が持てます。

テイクアウトもできるというのが嬉しく、時々わざわざ自転車を飛ばして買いにいってしまいます。
それと、紅茶もなかなか美味しいんです。普段あまり紅茶を飲まない私もこのお店では紅茶をお願いすることがよくあります。

でもですね、実は紅茶をよく頼むっていう理由は紅茶が美味しいというからだけでななくて、残念ながら、コーヒーがあまり美味しくないから・・・。
MIZUTAMAさんのコーヒーはいわゆるエスプレッソマシーンで作るアメリカーノ。
オーナーさん一人で全てをこなされていますのでしょうがないかもしれませんが、とにかく味はかなりひどい。
アメリカーノにすると、どうしてもコーヒーの香りや味わいってボケたものになりがちなんだけど、どうもそういう問題ではないみたい。エスプレッソでお願いした時に確信したんだけど、MIZUTAMAさんの場合はそもそも元のコーヒーの味にエグミや酸味が強すぎる、つまりコーヒー豆自体があまりよろしくない、ということ。
せっかくとびきりのスイーツにこのコーヒーは絶対合わない。味ウンヌンではなくて、とにかくレベルが合ってない。これはすんごく残念。
そんなこんなで今では3回に2回はテイクアウト。1回は紅茶という感じになってしまいました。
また、食事メニューはスイーツの風合いからするとちょっと落ちるかしら・・・。
営業上、食事メニューにもある程度揃えないといけないのかもしれないけれど、どうせなら、スイーツ一本でいった方が特色も出ていいんじゃないかしら?と思ったりもします。
普段、お気に入りのお店だと、迷惑も顧みず「ここはもう少しこんな風にした方がいいかもよ」なんておせっかいなことを言ったりしてしまうのですが、お一人でがんばってるMIZUTAMAのオーナーさんにはとてもとても気が引けてそこまでいう気になれません。

MIZUTAMAさんに限らず、よく街の喫茶店でこういう味のコーヒーに出会うことがあります。
多くの場合は某大手のコーヒー屋さんの業務用コーヒーを使っていたりするように思います。店先にその会社のロゴ入り看板が出ていたりするのは良く見る風景で、なんだかちょっと興冷めしちゃう気がしてしまいます。古ぼけた酒屋さんに黄桜の看板がついているのと同じ感覚になっちゃうんですよね・・・。
まあ大手がいけないとは言わないし、小さなコーヒー屋さんが全ていいわけでもないけど、高円寺周辺にもサワヤさんとか、鷺ノ宮の豆いちさんとか小さくてもいいコーヒー屋さんはたくさんあります。
実際には業務用にはいろいろと使いづらいのでしょうか・・・?高円寺の北口、あづま通りにあった私のお気に入りだった自家焙煎のコーヒー屋さん、ジャンゴさんも先日閉店されてしまいましたし、なかなか難しいのかもしれませんね。

なんだか、MIZUTAMAさんとは関係ない話しになっちゃってきましたが、コーヒーはさておき、スイーツと紅茶だけででも行く価値ありと思います。
外見ばかりこじゃれたカフェが多い中で、小さくてもキラリと光る素敵なカフェです。

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ネルケン

東京都杉並区高円寺南3丁目56-7
03-3311-2637

マキの採点 5.0(1.0~5.0)

都内でももはや数少ない名曲喫茶。
創業から既に50年以上も経つ名店中の名店です。
ツタのからまる外観、少し高目の天井、時代を感じさせるモルタルの壁、真紅のビロードの椅子、小さなテーブル、そしていつも格調高く店内に響き渡るクラッシック。
私の父などの若い頃はネルケンでコーヒーを飲みながらクラシックを聞くこと自体がものすごくステイタスのあることだったそうです。
とても品の良いおばあちゃまがお一人で切り盛りされていますが、どうか一日でも長くこのお店が残っていてくれることを願わずにはいられません。

このお店に足を運ぶ度に、カフェ、喫茶店というものの空間は「時間」というものも大きく影響するものなんだなと思わされます。
ネルケンさんのコーヒーは単にコーヒーの味わいだけで言えば、あまり美味しいというものではないかもしれません。今時、単に美味しいコーヒーなら他にいくらでもあります。
でもネルケンさんで飲むコーヒーほど癒されるコーヒーを私はあまり知りません。
また、単に素敵な空間を作り出している今時のカフェもいくらでもあります。
でも、ネルケンさんの空間ほど癒されるカフェを私はあまり知りません。

ネルケンさんの小さく仕切られた座席に座り、静かにクラッシックに耳を傾けながらコーヒーをすすっていると、なんというか、何十年にも渡ってこのお店を愛し、通ってこられた人達の喧騒というか、熱気というか、そんな不思議な空気を感じる気がするのです。
これはネルケンさんが積み重ねてきた「時間」が生み出しているものなんじゃないかと思うのですが、この空気感はなかなかよそでは味わえません。
同じクラシックの曲もこのお店で聞くと、とても新鮮に聞こえてしまいます。
単に古いものへの憧憬というのではない強いものを感じさせてくれるお店だと思います。

七つ森さん以上に採点とかするようなお店ではありませんが、最高の敬意を表して5.0の満点です。

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sabriel cafe

杉並区高円寺北2-39-15
TEL 03-3336-9112
http://www.sabriel-cafe.jp

マキの採点 3.5(1.0~5.0)

高円寺北口、あづま通り商店街の早稲田通りに程近い立地。
しかけ絵本と地下のギャラリー、そして様々なアコースティックライブを積極的におこなっているとても可愛らしいカフェ。
コーヒーは有名なコクテール堂さんのエイジングコーヒー。紅茶も北欧の王室御用達。食事メニューもなかなかで個人的にはふわふわのチキンオムライスが好きですね。
ベルギーやチェコのビールなんかも品揃えが豊富で夜カフェとしてもなかなかのものです。
近頃はカフェでライブなど様々なイベントを行なうことも珍しくなくなってきていますが、サブリエルカフェさんのライブは下手なライブハウスも顔負けの本格的なものばかりです。

でも、私的にはコーヒーがどうも好きになれないのです・・・。
マイルドと言えばマイルドですが、香りも弱いし、これといった風味もない・・・。
はっきり言ってあまり美味しくないのです・・・。
コクテール堂さんのコーヒーは生豆を2~3年寝かせるとのことですが、私の記憶が確かなら・・・(ちょっと懐かしいフレーズだな)、エイジングコーヒーというのは、少なくとも10年以上寝かせたものではなかったのかしらん?と思うのです。
コーヒーバカの父親にエイジングコーヒーの老舗として名高い、銀座のランブルさんや入谷の北山珈琲店さんへ幾度となく連れて行かれたことがありますが、そこでは10年はおろか、20年以上のエイジングコーヒーがあって、そこのおじ様(おじい様?)に10年以上経ってみなけりゃ豆は良くなるかどうかはわからん、というようなお話しを聞いた覚えがあります。
ランブルさんや北山さんのエイジングコーヒーの味わいはものすごく鮮烈で、なんで10年も20年も経ったコーヒーがこんな強烈なパンチや主張があるんだろう?ってびっくりした覚えがあります。
サブリエルカフェさんのエイジングコーヒーにはそういう個性のようなものがほとんどなくて、こういうのもエイジングコーヒーと言うのだろうか?と思ってしまうのです。

可愛らしいしかけ絵本と、本格的なライブ、それだけでも高得点と言ってもいいくらいですが、私的にはコーヒーが大きな減点要素。ちょっと残念な3.5です。

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茶房高円寺書林

杉並区高円寺北3-34-2
03-6768-2412
http://www.geocities.jp/fuzainoisu/shorin.top.html

マキの採点 4.0(1.0~5.0)

高円寺北口、庚申通りを進み、電気屋さんを左折するとオープンテラスのあるお店がすぐ目に飛び込んできます。

ここはすぐ近くの高円寺文庫センターがオーナーのいわゆるブックカフェ。
通りから少し離れたロケーションと、こだわりの本たちに囲まれた空間。BGMはシャンソン。なんとも高円寺らしいとても素敵なカフェです。
文化的なイベントもかなり頻繁に行なわれていてとてもスノッブなカフェだと思います。

開店から2年くらいだと思いますが、当初は癒し系の空間に引かれてちょこちょこと訪問してたんですが、はっきり言って、コーヒーやお料理にはあまり感心するものがなくて、いい雰囲気なのに残念だな~とおもっていたお店でした。

でも、先日久しぶりにお店に行ったところ、コーヒーがとても美味しくなっていて驚きました。オリジナルの「ソフトブレンド」「深煎りブレンド」となっていて(確か以前はブレンド一つだけだったと思うが・・・)、ソフトブレンドの美味しさにびっくりして、深入りブレンドも注文、またまたその美味しさに2度びっくりでした。以前から注文してからハンドドリップで一杯づつ入れるというスタイルには変化がないのですが、かなり豆を良いものに変えたんじゃないでしょうか。ちょっと衝撃的でした。どういう心境の変化かわかりませんが、これは本当に嬉しい誤算でありました。
コーヒーの味では高円寺界隈でもトップクラスだと思います。

でもね~、高円寺書林さんに行くたびに思うのですが・・・、
カレーの匂いがお店に充満していて、ちょっと雰囲気壊しちゃってるんじゃないかと思うんですよねー。
昔から疑問だったのですが、高円寺書林さんに限らず、カフェってなぜカレーなのでしょうか?
カフェでカレーをメニューにしていないお店ってむしろ少数派だと思います。
作り置きが可能で、コストも安く済むから?でもでも、あのスパイス全開の香り、匂いは他のメニューの邪魔になるし、なによりお店のイメージを壊しかねない場合も多いように思えてならないんですよね。
エスニックカフェというコンセプトならわかりますが、高円寺書林さんのように文学の香り漂う、パリのカフェのようなイメージにはどう考えても合わない。
コストの問題はあるかもしれませんが、ぜひ、ビーフストロガノフとか、ポトフとかにならんもんかな~と強く強く思うのであります。

お料理にこれだけ難癖つけましたが、とにかく、文化的な雰囲気の空間とこの界隈では抜群に美味しいコーヒーだけでも4.0点。カレーの匂いが消えたなら、私的には5.0満点をあげたいくらいのカフェです。

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cafe apartment

高円寺北3-2-15明和ビル201
03-3339-8339
http://cafeapartment.com/topics/topics.php

マキの採点 4.0(1.0~5.0)

高円寺北口を出て上島珈琲の側道へ、100mほど行った雑居ビルの2階。
高円寺界隈では以前から一風変わったカフェとして有名なお店です。

独特なのは、靴を脱いで上がるというスタイル。
「think slowly」自分の家にいるような気持ちでゆっくりくつろいでっていうのがカフェのコンセプトのようです。
実際にお店のサービスも適度にほっといてくれる感がなかなか絶妙で、とてもリラックスできます。
5年ほど前のオープンだったと思いますが、私も時々考え事をしたいような時によく利用させてもらってるお気に入りカフェの一つです。
いつも「いいよな~」って思うのはまったり空間を包みこむように流れるBGM。
お店の雰囲気にもとても合っていて、思わずほんわりとしてしまうんです。
なんて思っていたら、cafe apartmentさんプロデュースのアルバムまで出るとか。

ほんわかしたお店のイメージとは違い、オーナーさんや、周りを固める方々はとてもアーティスティックな方々なようです。

でも、冬場はちと寒い。いかんせん靴の脱ぐというスタイルがこたえます。

それと、コーヒーにはあまりこだわりがないようで、時間帯によっては作り置きのものがでてきてしまいます。ちょっと残念。

でもスイーツはなかなかのもの。様々なイベントもちょこちょこと開催されていて雑居ビルの2階のほんわかスペースとは思えないくらい実は熱気に溢れた名店です。
これでコーヒーが美味しくなったら私的にはもう5.0満点です。

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here we are marble

杉並区高円寺南2-14-2
03-5934-8200
http://www.marbleweb.net/cafe/

マキの採点 3.5(1.0~5.0)

Planet 3rdからさらに青梅街道よりに位置するおしゃれカフェ。
いわゆる今どきのおしゃれカフェの代表選手のようなお店で、様々な雑誌などでもよく登場する有名店ですね。

音楽プロデュース会社さんが親会社さんとあって、ハイセンスな雰囲気が溢れてます。
飲み物も食事もスイーツもそつなく、ハイレベルにまとまってます。
コーヒー豆もかなりいい豆を使ってる感じで、エスプレッソなどは結構美味しい。
でも、残念ながらここも普通のブレンドコーヒーはアメリカーノ。
どんなにいい豆使っても、どんなに高いマシーンを使っても、アメリカーノはアメリカーノ。
ちゃんとドリップやプレスで入れたコーヒーとは競争できません。

もう一つ、おしゃれカフェとして今や都内でも老舗的な感じのmarbleさんですが、最近はなんとなく、妙に“慣れた感”が強くなってしまったように感じます。
元々元気で若いスタッフで切り盛りしているカフェですから、変に慣れてしまっている感じはあまり良い印象にはならないような気がします。
経験を積んで、仕事に慣れて、熟成されていくってことは素晴らしいこと。ある程度年齢いった人がそういう雰囲気を身にまとっているっていうのは大体肯定的にとられるんだけど、若くしてそういうオーラを出しちゃうとなかなか肯定的にはとってもらえないことも多いように思う。
常連さんならともかく、初めて行く人には鼻についてしまうんじゃないかと思います。

鮮烈なオープンから早7年、そろそろお店自体にも従業員の気持ちにも、すこしほこりが付きだす時期かもしれません。
元々、鋭い感性の方たちが集まって作られたカフェですので、ここらでもう一度ブラッシュアップされて、20年、30年続くおしゃれカフェとして残ってもらいたい限りです。

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Planet 3rd

2008年1月閉店
高円寺カフェ文化の新時代を切り開いたと言っても過言ではないお店でした。
コーヒーを愛するのか、空間を愛するのか、個人的には賛否両論のお店でしたが・・・、

杉並区高円寺南2-26-9
03-5305-1380
http://www.planet3rd.jp

マキの採点 3.0(1.0~5.0)

このPlanet 3rdやワイアードカフェ、246カフェなど様々なカフェの企画、運営を行なっているカフェ・カンパニーの作ったお店。

Planet 3rdは「再生」をテーマに様々な古いビルや建物をおしゃれなカフェに魔法のように作り変えています。高円寺店はPlanet 3rdチェーンの旗艦店みたいですね。
ここは元々お米の倉庫だった部分を改造したとても広い空間のカフェ。
席数も入り口からは想像できないくらい多くて、100席以上あるんじゃないでしょうか。
従業員の方も10名以上は常時いる様子で、お昼も夜もかなりご繁盛されています。

コーヒーやお料理の方は・・・、まあ普通かな。
コーヒーはいわゆるこの手のカフェでは一般的なエスプレッソマシーンのアメリカーノ。
はっきりいって美味しくない・・・。っていうか不味い。
お料理もいわゆるカフェのメニュー勢ぞろいだけど、特にこれってのがあるわけでもない。

こういうお店は、コーヒーやお料理をうんぬんするようなお店じゃないんだろうと思います。とにかく、空間のおしゃれさと、みんなでワイワイ楽しむ場所。そんな感じです。
仲間で集まって賑やかにパーティーをするにはいいかもしれません。

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コーヒーラボ

2008年1月閉店
 大手資本は諦めも早い・・・

杉並区高円寺南3丁目70−1
高円寺ストリート2番街 B1F
03-3310-2151

マキの採点 3.0

高円寺駅出てマック方面に、仲屋むげんど堂のあるガード下の地下1階にあるほぼコーヒー専門店といっていいお店。
JR関連の経営というお話しですが、扱っているコーヒーはかの有名な堀口コーヒー店さんのものですね。一杯づつドリップで入れてもらえます。
というわけで、コーヒーの味わいに関しては、文句のつけようがなし。

でも、なんでしょうかね。なんだかちょっと味気ないんですよね。
ドトールとまでは言わないけれど、スタバやタリーズなんかに近い印象があって、場所柄、内装の感じからも、ゆっくりカフェを楽しむという感じではないような気がしてしまう。

カフェって、「これがカフェだ」っていう決まりとかないですけど、その代わり、オーナーさんや働いてらっしゃる方々の思いや気持ちがストレートに出て、そこがカフェの最大の売りになるんじゃないかって思うんです。
だから、チェーン店のお店なんかには本当のカフェの魅力や楽しみってないんじゃないかって勝手に思ってます。
スタバもタリーズも上島珈琲も嫌いじゃないけど、ゆっくりくつろぐ場所じゃないと思うし、やっぱりお店側もビジネスユースを第一に考えているような気がしちゃうんですよね。
だから、チェーン店でなくても、バックに大手資本のついているようなお店ってなんか好きになれない。いろんな資本の論理みたいなものが透けて見えてくるような気がして・・・。

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七つ森

杉並区高円寺南2-20-20
03-3318-1393

マキの採点 4.0(1.0~4.0)

高円寺の喫茶店、カフェの親玉のような存在。
高円寺南のルック商店街を5分ほど歩いた先ポツンと立っています。

私が小さな頃から既に営業されていて、レトロな存在感といっぱいづつ丁寧に入れるコーヒー、以外にいける食事メニュー。外観だけでない中身の詰ったお店。
全てのメニューが5円刻みになっていて、おつりに「ご縁がありますように」という意味から飾りをつけた5円玉を配るなど、なんとも心憎い演出などもあります。
必ずしもすんごい美味しいコーヒーや料理が出てくるわけではないけど、その貫禄に降参するしかない、というタイプの喫茶店ですね。
高円寺らしい、と言えば、これほど高円寺らしいお店もないかもしれません。

採点とかするようなお店ではないかもしれないけど、敬意を表して4.0点です。

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